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per10倍はper20倍より割安ですか?
「PER10倍は、PER20倍より割安」といっても、どういう意味か、少し分かりにくいですね。 そこが、理解できるように説明します。 PER10倍は、「もし毎年同じ純利益が得られるならば、10年で元が取れる」という意味です。 株価が1,000円で、1株当たり利益が100円ならば、PERは10倍です。 毎年100円の純利益を10年間得られれば、10年で1,000円の利益が得られます。 投資元本(1,000円)と同額の利益を回収できるわけです。 同様に、PER20倍は、「同じ利益を上げ続ければ、20年で元本を回収」という意味です。 PER40倍は、「同じ利益を上げ続ければ、40年で元本を回収」という意味です。株のperは何倍が妥当ですか?
PERは何倍が妥当という水準を示すものではありませんので、投資先となる会社の過去のPERの動向を見たり、同業他社などと比較したりして、相対的な投資尺度として活用しましょう。 A社のPERが過去2年間で8倍~12倍の間で推移していた場合、PERが15倍に上昇すれば割高、6倍に下がれば割安になっていると判断することができます。 例の会社(A社)の同業のB社の株価が1,000円で予想1株益が50円の場合、PERは20倍です。 B社が同じ1株益を継続した場合、投資資金の回収に20年(50円×20年=1,000円)かかることになります。 この場合B社に比べA社の方が割安ということになります。per40倍とは何ですか?
PER40倍は、「同じ利益を上げ続ければ、40年で元本を回収」という意味です。 他の条件が同じならば、PER10倍が一番割安で、20倍が次に割安で、40倍が一番割高となります。 以下【参考2】は、PERという評価方法が出てきた背景をさらに詳しく知りたい方のみ、お読みください。 会社には、倒産リスクがあります。 近年、上場企業の倒産は稀ですが、昔は、もっとたくさん倒産がありました。 「何年で元が取れるか」という評価は、いつ破綻するかわからないリスクの高いビジネスに投資する際に重要です。 PERは、投資元本を回収するのに必要な年数の目安を示しているわけです。 株式会社は、16~17世紀のイギリスで誕生しました。 イギリスからインドまで貿易船を出すのは、極めてリスクの高いビジネスでした。株の「per10倍」と「per40倍」の違いは何ですか?
PER10倍は、「もし毎年同じ純利益が得られるならば、10年で元が取れる」という意味です。 株価が1,000円で、1株当たり利益が100円ならば、PERは10倍です。 毎年100円の純利益を10年間得られれば、10年で1,000円の利益が得られます。 投資元本(1,000円)と同額の利益を回収できるわけです。 同様に、PER20倍は、「同じ利益を上げ続ければ、20年で元本を回収」という意味です。 PER40倍は、「同じ利益を上げ続ければ、40年で元本を回収」という意味です。 他の条件が同じならば、PER10倍が一番割安で、20倍が次に割安で、40倍が一番割高となります。